ゴロウマル・アユム。ラグビー選手。
1986年3月1日、福岡県生まれ。ラグビー好きな両親の影響を受け、3歳から2人の兄とともにラグビースクールに通う。佐賀県立工業高校時代は3年連続で全国高校大会に出場し、2年、3年時に準優勝を果たす。高校卒業後は早稲田大学に進学し、1年生のときからフルバックのレギュラーとして活躍。19歳で初の日本代表に選出され、4年間で3度の大学日本一に輝く。大学卒業後は、ジャパンラグビートップリーグのヤマハ発動機ジュビロに所属し、チームの主軸選手として活躍。2010年9月4日の対NECグリーンロケッツ戦で、トップリーグ新記録となる1試合8PGを記録する。トップリーグ11-12シーズン、12-13シーズンには、得点王とベストキッカーを2年連続で受賞。14-15シーズンには、4年連続4回目のベストフィフティーンに輝く。15年9~10月に開催されたラグビーワールドカップイングランド大会では、日本代表の中心選手として活躍。同大会のドリームチーム(ベストフィフティーン)に選出された。世界のベストフィフティーン選出は日本人初。15年11月14日、トップリーグ15-16シーズン 第1節の対トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦で、リーグ史上2人目の1000得点を達成した。キックを蹴る前にルーティンとして行う拝むようなポーズは「五郎丸ポーズ」と呼ばれ、15年の「ユーキャン新語流行語大賞」の候補にもノミネートされた。16年には、ヤマハ発動機ジュビロに在籍しながら、日本のトップリーグのオフシーズンに開催される南半球スーパーラグビーのオーストラリアクインズランド・レッズでプレーする。