オオサカ・ナオミ。プロテニス選手。
1997年10月16日、大阪府生まれ。ハイチ出身アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれる。3歳のときにアメリカに移住し、父の手ほどきで姉とともにテニスを始める。ジュニアの大会には出場せず、14歳からITF(国際テニス連盟)大会にチャレンジし始め、2013年に15歳でプロに転向。14年7月にWTA(女子テニス協会)ツアー初出場となった大会では、当時世界ランキング19位で11年の全米オープンに優勝したサマンサ・ストーサーを破る大金星を挙げ、一躍注目を集める。180センチの長身から繰り出す最速200キロ超の高速サーブと力強いストロークを武器に徐々に実力を伸ばし、16年シーズンは4大大会の全豪オープン、全仏オープン、全米オープンに初出場して、いずれも3回戦まで進出。同年9月25日、クルム伊達公子以来、21年ぶりの日本勢決勝進出を果たした東レ・パンパシフィック・オープンでは、元世界ランキング1位のキャロライン・ウォズニアッキに敗れて優勝を逃すが、世界ランキングが自己最高の47位にアップ。初のトップ50入りとなった。