ムラタ・リョウタ。プロボクシング選手。
1986年1月12日、奈良県奈良市生まれ。奈良市立伏見中学校1年からボクシングを始め、私立南京都高校時代にはインターハイ連覇を含め5冠を達成。東洋大学進学後は、2004年、07年に全日本選手権ミドル級で優勝し、06年にはアジア大会に出場した。08年に北京オリンピック代表を逃して引退したが、翌09年に現役に復帰して同年の全日本選手権で2年ぶりの優勝。10年、11年も優勝し3連覇を果たす。また、11年の世界選手権では全階級を通じて日本人過去最高となる銀メダルを獲得した。12年8月11日、ロンドン・オリンピックのボクシング男子ミドル級で金メダルを獲得。ボクシングでは、1964年東京オリンピックバンタム級の桜井孝雄(故人)以来、48年ぶりの金メダリストとなった。2013年4月にプロ転向を表明。同年8月25日に行われたプロデビュー戦では、東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄と対戦し、2回TKOで勝利を飾った。