ルー・リード。ロック・ミュージシャン。
1942年3月2日、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。本名、ルイス・アレン・リード(Lewis Allen Reed)。8歳の頃からピアノを習い始め、10代でロックに興味を持ち、自分で作曲も手掛けるようになった。64年にジョン・ケイルらとともにロックバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)を結成。ソングライター、ボーカル、ギターを担当した。67年にポップアーティストのアンディ・ウォーホルの支援を受けて、レコードデビューした。同バンドの暴力や麻薬、性倒錯といった社会の暗部をテーマにした作品は、デビッド・ボウイ、U2など多くのアーティストや、後のパンクロックに大きな影響を与えた。70年に同バンドは解散。以後はソロ活動を続け、72年に発表したアルバム「トランスフォーマー」、89年の「ニューヨーク」などが注目された。2013年10月27日、肝疾患のため死去。71歳。