カクリュウ・リキサブロウ。大相撲力士。
1985年8月10日、モンゴル生まれ。本名は、マンガラジャラブ・アナンダ。父親はモンゴルの国立大学教授。少年時代に、テレビで日本の大相撲中継を見て、力士を志す。モンゴルで開催された相撲部屋の選考会に参加したが、落選。その後、日本相撲振興会に送った入門を嘆願する手紙がきっかけで、2001年井筒部屋に入門し、同年11月場所で初土俵を踏む。05年11月場所で新十両。06年11月場所で新入幕。08年1月場所で初の技能賞を獲得。09年5月場所で新三役。12年1月場所で横綱白鵬を破り、初の殊勲賞を獲得。5月場所で大関昇進。14年1月場所で14勝を挙げ、3月場所で初優勝を果たし、モンゴル出身で4人目、外国出身では6人目となる横綱昇進を決めた。伝達式では両手をつき、「これからより一層稽古に精進し、横綱の名を汚さぬよう、一生懸命努力します」と口上を述べた。