ニシムラ・ユウイチ。サッカー審判員。
1972年4月17日、東京都生まれ。99年に1級審判員として登録。2004年からはスペシャル・レフェリー(現プロフェッショナル・レフェリー)登録となり、Jリーグや国際試合で活躍。07年にはU-17ワールドカップで、国際サッカー連盟(FIFA)主催の大会としては日本人初となる決勝の主審を務めるなど、豊富な国際経験を持つ。2009Jリーグアウォーズで最優秀主審賞を初受賞し、以後13年まで5年連続で受賞している。10年に開かれたワールドカップ・南アフリカ大会では、準々決勝のオランダ対ブラジルなど計4試合を担当。このほか決勝戦でも第4審判員を務めた。12年のロンドン・オリンピックでも主審を務め、同年のアジアサッカー連盟(AFC)男子最優秀主審に輝いている。14年のワールドカップ・ブラジル大会では、相楽亨、名木利幸両副主審とともに、開幕戦のブラジル対クロアチアを担当した。日本人審判がワールドカップの開幕戦を担当するのは初めて。