チアキ・テツヤ。作詞家。
1948年6月11日、神奈川県生まれ。本名は小林千明。関東学院大学在学中にレコード店でアルバイトしたことがきっかけで作詞を始める。72年、知人からの依頼で松崎しげるの「黄色い麦わら帽子」の詞を手がけ、作詞家としてデビュー。大学卒業後は作詞作曲家の浜口庫之助に師事した。78年、庄野真代に詞を提供した「飛んでイスタンブール」が60万枚以上を売る大ヒット曲になる。その後も美空ひばりの「みれん酒」(80年)や、矢沢永吉の「YES MY LOVE」(82年)、少年隊のデビュー曲「仮面舞踏会」(85年)、近藤真彦の「ヨイショッ!」(85年)など、幅広いジャンルの作品で作詞した。2007年には、すぎもとまさとが歌った「吾亦紅(われもこう)」で日本レコード大賞作詞賞を受賞した。胆管がんを患い闘病を続けていたが、15年5月10日に死去。66歳。