ドショウ・サラ。レスリング選手。
1994年10月17日、三重県生まれ。レスリング選手の吉田沙保里の父、吉田栄勝(故人)が運営する三重・一志ジュニアレスリング教室で、7歳からレスリングを始める。小学校4~6年時に、全国少年少女選手権優勝。08、09年には、全国中学生選手権で連続優勝する。愛知県の私立至学館高校時代の10~12年には、全国高校女子選手権で3連覇を達成。11年には、全日本選抜選手権、全日本選手権67キロ級で初優勝。全日本選手権では、以後12年、13年は67キロ級、14年、15年は69キロ級で連続優勝している。13年、全日本選抜選手権で優勝し、初出場の世界選手権では3位となる。14年からは69キロ級で戦い、アジア選手権優勝、世界選手権2位。15年、世界選手権は3位に終わったが、全日本選抜選手権、アジア選手権では優勝を果たす。16年8月17日、初めて出場したリオデジャネイロ・オリンピックのレスリングフリースタイル女子69キロ級決勝で、ロンドン・オリンピック72キロ級金メダリストのナタリア・ボロベワ(ロシア)を破り、金メダルを獲得した。