オオスナアラシ・キンタロウ。大相撲力士。
本名、アブデルラフマン・シャーラン。
1992年2月10日、エジプト生まれ。15歳のときにアマチュア相撲を始め、2008年10月にエストニアで開催された第9回世界ジュニア相撲選手権では、個人無差別級で3位になる。大学在学中の11年9月、大相撲入りを目指して来日し、翌月、大嶽部屋に入門。12年3月の春場所で初土俵を踏み、アフリカ大陸出身者として初の力士となった。身長189センチ、体重145キロの恵まれた体格を生かした豪快な取り組みが持ち味で、続く夏場所での序ノ口優勝以降、6場所連続で勝ち越しを記録。13年5月の夏場所でも全勝優勝を遂げ、同月に開かれた番付編成会議で十両への昇進が決定した。初土俵から8場所での十両昇進は、小錦、把瑠都と並んで、外国人力士としては最速となる。