オオタキ・エイイチ。ミュージシャン、作曲家、音楽プロデューサー。
1948年7月28日、岩手県生まれ。本名、大瀧榮一。70年に細野晴臣(ベース担当)、鈴木茂(ギター担当)、松本隆(ドラムス担当)とロックバンド、はっぴいえんどを結成し、ボーカルとギターを担当、アルバム「はっぴいえんど」でデビュー。ロックを日本語で歌うという、当時では画期的なスタイルで登場し、日本の音楽シーンに多大な影響を与えた。72年の解散後はソロ活動を開始し、当時あまりミュージシャンが手掛けることのなかったCMソングの制作に力を入れた。74年、自主レーベル「NIAGARA(ナイアガラ)」を設立。翌年4月、同レーベルから山下達郎や大貫妙子が所属するバンド、シュガー・ベイブがリリースしたアルバム「SONGS」をプロデュース。5月には自身のアルバム「NIAGARA MOON」を出した。その後、81年にアルバム「A LONG VACATION」がミリオンヒットとなり、同年の第23回日本レコード大賞ベストアルバム賞を受賞。97年には木村拓哉主演のドラマ「ラブジェネレーション」(フジテレビ系)の主題歌「幸せな結末」が大ヒットした。その他、松田聖子の「風立ちぬ」(81年)、森進一の「冬のリヴィエラ」(82年)など楽曲提供も多い。2013年12月30日、解離性動脈瘤のため急死。65歳。