オオクボ・ヨシト。サッカー選手。
1982年6月9日、福岡県生まれ。小学1年でサッカーを始め、サッカーの名門、長崎県立国見高校に進学。3年時には、高校総体、国体、高校サッカー選手権で3冠を達成した。2001年に、Jリーグのセレッソ大阪に入団。02年にはJ2のリーグ得点王争いで日本人トップとなる2位になり、セレッソ大阪のJ1復帰の原動力となった。代表歴は、2000年に18歳でU-19(19歳以下)日本代表に選ばれて以降、各年代で活躍。A代表には03年5月の対韓国戦で初選出。04年3月に、アテネ・オリンピックのアジア最終予選、対UAE(アラブ首長国連邦)戦で2得点を挙げ、予選突破に貢献。同年7月の本大会ではチームはグループリーグ敗退となるも、2ゴールを挙げた。同年11月、スペインのマジョルカに期限付きで移籍。06年6月にセレッソ大阪に復帰した。その後、07年にヴィッセル神戸、08年にドイツのヴォルフスブルクに移籍し、09年6月にヴィッセル神戸に復帰。10年6月には、ワールドカップ・南アフリカ大会に出場し、主力選手として16強入りに貢献した。13年1月に、川崎フロンターレに移籍。移籍1年目で26得点を挙げる活躍を見せ、初のJ1得点王に輝いた。14年5月12日、ワールドカップ・ブラジル大会の日本代表に選出。ザッケローニ監督が日本チームを率いるようになってから、12年2月の親善試合アイスランド戦に出場して以来、2年3カ月ぶりの招集となり、「サプライズ」として注目が集まった。