オ・ミポ。映画監督、脚本家、CMディレクター。
1977年3月14日、三重県生まれ。在日韓国人3世。大阪芸術大学芸術学部映像学科を卒業後、映画監督の大林宣彦の事務所PSCに入社し、スクリプター(記録係)として映画制作に携わる。同社在籍中に制作した短編映画「め」が、2002年に東京で開催された映画祭「Short Shorts Film Festival」で入選。03年には、短編映画「ハルモニ」が東京国際ファンタスティック映画祭の「デジタルショート600秒」で最優秀賞を受賞した。05年、長編脚本「酒井家のしあわせ」がサンダンス・NHK国際映像作家賞を受賞し、翌06年に同作で初めて長編映画の監督を務める。14年9月には、佐藤泰志の小説を映画化した「そこのみにて光輝く」が、第38回モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞した。