イマ・イクヨ。漫才師。
1947年12月3日、京都府生まれ。本名は里谷正子。私立明徳商業高校(現京都明徳高校)在学時はソフトボール部に所属し、のちに相方となる今くるよとチームメートだった。同校卒業後は会社勤務をしていたが、くるよに誘われてお笑いの道に進み、70年に女性漫才師の今喜多代に弟子入り。73年7月に吉本興業所属の上方漫才コンビ「今いくよ・くるよ」を結成し、同年に初舞台を踏む。細身で厚化粧のいくよと、ふくよかな体形で派手な衣装のくるよが互いの体形や衣装を突っ込み合うスタイルで人気を博し、80年代の漫才ブームに乗って、女性漫才師の代表格と見られるようになった。84年に上方漫才大賞、86年に上方お笑い大賞を獲得するなど、受賞多数。2014年9月、胃がんであることを公表して休業し、同年12月に舞台復帰したが、15年5月28日に死去。67歳。