ケンブリッジ・アスカ。陸上選手。
1993年5月31日、ジャマイカ生まれ。種目は男子100メートル、200メートル。ジャマイカ人の父と日本人の母を持つ。2歳で日本に移住し大阪市で育つ。小学校ではサッカーに打ち込み、中学校で陸上競技を始める。中学校3年生で東京都に転居し、私立東京高校に進学。同校3年生時の日本ジュニア200メートルで優勝した。2012年に日本大学に進学。入学当初は度重なる負傷に苦しめられたが、14年のジャマイカへの短期留学を機に肉体強化に励み、15年、大学4年生時に出場した織田幹雄記念国際陸上100メートルで優勝した。16年、ドーム(本社・東京都江東区)に入社。同年5月の東日本実業団陸上競技選手権大会100メートルで日本歴代9位となる10秒10の好記録をマーク。リオデジャネイロ・オリンピック代表の選考会を兼ねた同年6月の日本選手権100メートルでは、桐生祥秀、山縣亮太らライバルを抑えて優勝し代表に内定。同年8月の同オリンピックでは、男子100メートルで準決勝敗退するも、男子400メートルリレー(山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥)決勝で、アンカーとして貢献し、日本勢としてはこの競技初の銀メダルを獲得した。