ホシノ・ゲン。ミュージシャン、俳優、エッセイスト。
1981年1月28日、埼玉県生まれ。2000年にインストゥルメンタルバンドのSAKEROCKを結成。11年にはソロ歌手としてもデビューし、13年5月に発売した3枚目のアルバム「Stranger」は、オリコンのCDアルバム週間ランキングで最高2位を記録した。音楽活動と並行して俳優としても活動し、03年に舞台「ニンゲン御破算」に出演したことがきっかけで、松尾スズキが主宰する劇団大人計画に参加する。その後、ドラマ「ウォーターボーイズ」「アキハバラ@DEEP」、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」などに出演。また、エッセイストとしても複数の雑誌に連載を持ち、著書に「そして生活はつづく」「働く男」(ともにマガジンハウス)などがある。12年12月には、クモ膜下出血の手術を受け、活動を休止していたが、13年の一時復帰と再手術を経て14年2月に完全復帰した。13年にはアニメ映画「聖☆おにいさん」(高雄統子監督)で主人公の1人であるブッダの声を担当。また、初主演映画となる「箱入り息子の恋」(市井昌秀監督)のほか、「地獄でなぜ悪い」(園子温監督)にも出演し、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。14年にはNHKのコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント」に、15年にはTBSのドラマ「コウノドリ」に出演するなど幅広く活躍。また、同年12月に発売した4枚目のアルバム「YELLOW DANCER」は、初週だけで10万枚以上を売り上げ、オリコンランキング1位を記録。同年の第66回NHK紅白歌合戦への出場も決定した。