ニヤマ・ハルオ。バレエダンサー。
マエダ・サエ。バレエダンサー。
カトウ・ミキオ。バレエダンサー。
2014年2月1日、若手バレエダンサーの登竜門として知られる第42回ローザンヌ国際バレエコンクールの最終選考で、高校2年生の二山治雄が優勝。高校1年生の前田紗江が2位、18歳の加藤三希央が6位に入賞した。日本人の優勝は1989年の熊川哲也、2012年の菅井円加に続く3人目の快挙。
二山治雄は、長野県出身。白鳥バレエ学園所属。9歳のころから同学園でバレエを始める。13年に、ジャパングランプリ男性ジュニアAで1位、総合でも1位を獲得した。14年に、NBA全国バレエコンクールで1位となる。ローザンヌ国際バレエコンクールの入賞者には、世界の名門バレエ学校への1年間の留学支援制度があり、留学中の生活支援として1万6000スイスフラン(約180万円)が贈られる。二山はアメリカ、サンフランシスコのバレエ学校への留学を希望している。
前田紗江は、神奈川県出身。6歳のときに、横浜市内のマユミ・キノウチバレエスタジオに入所、バレエを始める。11年、第22回全日本バレエ・コンクールジュニアB・女子部門(13~15歳)で3位。12年、第12回オールジャパンバレエユニオンコンクールのジュニアII部門で1位。
加藤三希央は、東京都出身。父親は、兄弟デュオ「狩人」の兄、加藤久仁彦。01年から福島市内の竹内ひとみバレエスクールに通い始める。10年、第21回全日本バレエ・コンクールジュニアB・男子部門(13~15歳)で1位。翌年、ユースアメリカングランプリ2011男性部門ジュニアBで1位となり、奨学金を得てモナコ王立グレースバレエアカデミーに入学した。