ヒガシムラ・アキコ。漫画家。
1975年10月15日、宮崎県生まれ。金沢美術工芸大学卒業。99年、「ぶ~けDX NEW YEAR増刊」(集英社)に掲載された「フルーツこうもり」でデビュー。2001年に「Cookie」(集英社)で連載を開始した「きせかえユカちゃん」で人気を集める。自身の体験をもとにした育児エッセイ漫画「ママはテンパリスト」(集英社)は、シリーズ累計100万部を超える育児漫画としては異例のヒット作になった。オタク女子をテーマに「Kiss」(講談社)で08年に連載開始した「海月姫(くらげひめ)」で、10年の第34回講談社漫画賞を受賞。同作は10年にテレビアニメ化されたほか、14年に能年玲奈主演で実写映画化もされた。また、10年に「モーニング」(講談社)で連載を始めた「主に泣いてます」も12年にテレビドラマ化されている。15年3月には、12~15年に「Cocohana」(集英社)で連載された自伝的エッセイ漫画「かくかくしかじか」が、書店員らが選ぶマンガ大賞2015の大賞を受賞した。