セカイノオワリ。ロックバンド。
ボーカル、ギターのFukase(深瀬慧、1985年10月13日生まれ)、ギターのNakajin(中島真一、85年10月22日生まれ)、ピアノのSaori(藤崎彩織、86年8月13日生まれ)、DJのLOVE(85年8月23日生まれ)の男女4人編成。略称は「セカオワ」。結成は2007年で、当初はバンド名の表記を「世界の終わり」としていた。10年2月にシングル「幻の命」でインディーズデビューし、同年4月にファーストアルバム「EARTH」をリリース。人生の不条理などの重いテーマの歌詞を明るくポップな曲に乗せる音楽性や、ファンタジックな世界観が話題を呼び、同アルバムは全日本CDショップ店員組合が選ぶ第3回CDショップ大賞で準大賞を獲得した。11年8月に現在のバンド名表記に改め、トイズファクトリーからシングル「INORI」を発売してメジャーデビュー。その3カ月後の11月には、日本武道館で単独公演を成功させるなど、若者を中心に人気を広げ、「RPG」(13年5月)、「スノーマジックファンタジー」(14年1月)、「炎と森のカーニバル」(14年4月)などのシングルはいずれもヒットを記録した。また、12年7月に発売したメジャー第1弾アルバム「ENTERTAINMENT」は、第54回日本レコード大賞の優秀アルバム賞を受賞した。14年11月には、第65回NHK紅白歌合戦への初出場が発表され、話題を呼んだ。