サカイ・マサト。俳優。
1973年10月14日、宮崎県生まれ。92年、早稲田大学に入学。同年、同大学の演劇研究会を母体とした劇団「東京オレンジ」で活動を始め、2000年にNHK連続テレビ小説「オードリー」に出演。同年、「火星のわが家」で映画デビューした。04年、NHK大河ドラマ「新選組！」の山南敬助役で注目を集め、08年、NHK大河ドラマ「篤姫」の徳川家定役の好演で、一躍知名度を上げた。また、同年に映画「アフタースクール」、「クライマーズ・ハイ」に出演。ブルーリボン賞助演男優賞、報知映画賞助演男優賞など多くの賞を受賞した。その後も、「南極料理人」（09年）、「武士の家計簿」（10年）、「ツレがうつになりまして。」（11年）、「大奥～永遠［右衛門佐・綱吉篇］」（12年）などに出演。13年には「大奥」の共演がきっかけで女優の菅野美穂と結婚。同年7～9月に放映されたTBS系の連続ドラマ「半沢直樹」では、大手銀行で上司や組織に屈せず奮闘する銀行員を熱演し、同ドラマは平均視聴率29.1％の大ヒットとなった。劇中の主人公の決めゼリフ「やられたら、やり返す。「倍返しだ！」は流行語にもなった。同年10月からは、フジテレビ系の連続ドラマ「リーガルハイ」に出演し、破天荒でコミカルな敏腕弁護士役で、ますます注目を集めた。