カキタニ・ヨウイチロウ。サッカー選手。
1990年1月3日、大阪府生まれ。4歳でサッカーを始め、セレッソ大阪スクールに入り、以後、同クラブのジュニアでステップアップしていった。2001年9月にフランスで開催された国際大会、「第2回ダノン・ネーションズカップ」のU-12(12歳以下)日本代表選抜に招集。06年、クラブ史上最年少の16歳でセレッソ大阪とのプロ契約を結ぶ。07年、翌年のU-17ワールドカップ出場権を賭けたU-17アジア選手権では、優勝するとともに大会MVPに輝いた。一方、Jリーグでは目立った成績を残せず、09年6月には、練習態度の悪さや度重なる遅刻などが原因で、J2の徳島ヴォルティスに期限付きで移籍。しかし、ここでレギュラーとしてチームを引っ張る活躍を見せ、12年1月にセレッソ大阪に復帰した。12年シーズンは11得点を挙げてチーム得点王となり、13年シーズンからはクラブのエースナンバーである背番号8を付けることとなった。同年7月、日本代表として出場した東アジアカップでは、通算3ゴールで得点王を獲得し、チームも優勝。この年はJリーグでも21得点を挙げ、得点ランク3位と大活躍した。14年5月12日、6月から開催されるワールドカップ・ブラジル大会の日本代表メンバーに選出された。