カサイ・ノリアキ。スキージャンプ選手。
1972年6月6日、北海道生まれ。小学校3年でジャンプを始める。中学3年の時、宮様大会「成年の部」でテストジャンパーを務め、優勝者を上回る飛距離を出して注目を浴びた。89年にNHK杯で優勝し、STV杯で国際試合初優勝を果たした。92年、チェコのハラホフでワールドカップ初優勝、同年、初のオリンピック出場になるアルベールビル・オリンピックではラージヒル団体4位に入賞。94年に出場したリレハンメル・オリンピックでは、ラージヒル団体で銀メダルに輝いた。98年の長野オリンピックは、ノーマルヒル個人7位。2003年、世界選手権大会で、個人2種目で銅メダル、団体銀メダルで三つのメダルを獲得。06年、トリノ・オリンピックのラージヒル団体で6位。10年、バンクーバー・オリンピックでラージヒル個人8位、ラージヒル団体5位。2014年1月11日のオーストリアで行われたワールドカップでは1回目196メートル、2回目197メートルを飛び、ワールドカップ史上最年長となる41歳7カ月での優勝を決めた。ワールドカップ優勝は04年以来10年ぶりで、通算16勝目。また、自身のオリンピック出場連続7回目(日本人最多)となる、14年2月のソチ・オリンピックでは、男子ラージヒル個人で銀メダルを獲得。ラージヒル団体でも、清水礼留飛、竹内択、伊東大貴と出場し銅メダルを獲得した。