ヒラオカ・タク。スノーボード選手(ハーフパイプ)。
1995年10月29日、奈良県生まれ。3歳で、モーグルスキー選手であった父の影響でスキーを始める。6歳でスノーボードを始め、翌年、初出場したJSBA西日本選手権で優勝。12歳でプロのスノーボード選手に昇格。2010年に、FIS(国際スキー連盟)スノーボードジュニア世界選手権大会で優勝し、14歳で世界のトップに立つ。その後も、高難度の大技「ダブルコーク(縦2回転横3回転の技)」を磨き、11年の同大会でも優勝し、2連覇を達成。同年、全日本スキー選手権大会スノーボード競技で初優勝を飾り、翌年も2年連続、2度目の優勝を手にした。13年、FIS世界選手権で2位。同年、ロシアのソチで行われたFISワールドカップでは、90.25点というハイスコアで初優勝した。14年2月11日、ソチ・オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプで92.25点をマークして銅メダルを獲得した。