バーニー・サンダース。アメリカ上院議員。
1941年9月8日、アメリカのニューヨーク州生まれ。ジェームズ・マディソン高校、ブルックリンカレッジ、シカゴ大学に通い、卒業後はバーモント州に移って、大工やドキュメンタリー映画制作者、研究者などの仕事に従事。81~89年に同州バーリントン市長(無所属)を4期8年務め実績を評価される。90年に無所属で下院議員に選出され上院議員に転身するまで8回当選。2006年民主党などから支援を受ける無所属候補として上院議員選挙に立候補し議席を獲得、12年に再選された。民主社会主義を標榜している。15年4月30日、16年アメリカ大統領選挙の民主党候補として党内左派の協力を得て立候補することを表明した。公約では格差是正を前面に打ち出し、富裕層への増税、タックスヘイブンを経由した大企業の課税逃れの取り締まり強化、国民皆保険制度、公立大学の授業料無償化などの政策を掲げて若者を中心に支持を拡大。本命とされるヒラリー・クリントンと激しい指名争いを演じており、予備選挙では、16年3月23日時点でクリントンが20州で勝利、サンダースは11勝。