モチヅキ・ミキヤ。マンガ家。
1938年12月16日、神奈川県生まれ。会社勤めの後、60年に「特ダネを追え」(少年クラブ増刊号)でマンガ家デビュー。62年、吉田竜夫が設立した「竜の子プロダクション(現・タツノコプロ)」参加し、その後フリーとなる。64年、「週刊少年キング」(少年画報社)に連載した「秘密探偵JA」がヒット。69年からは、7人の犯罪者が白バイの警察官となって悪党を懲らしめる「ワイルド7」の連載が同誌で始まり大ヒット、連載が10年続く代表作となった。単行本は800万部以上が発行され、72年にテレビドラマ化、2011年には瑛太の主演で映画化もされた。その他の主な作品に、「ケネディ騎士団」(1966年)、「マシンハヤブサ」(76年)などがある。また、大のサッカーファンとしても知られ、サッカー専門誌に連載を持ち、明石家さんまらが参加する芸能人サッカーチーム「ザ・ミイラ」の監督を務めた。16年4月3日、肺腺がんのため死去。77歳。