マエダ・ケンタ。プロ野球選手。
1988年4月11日生まれ。大阪府出身。右投げ右打ちの投手で、愛称はマエケン。PL学園高校3年生だった2006年に選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)でベスト4に進出する。同年秋の高校生ドラフト会議で広島東洋カープから1巡目で指名を受け、07年に入団した。プロ初登板は08年4月5日の横浜戦。同年に9勝2敗の成績を残して先発陣の一角に定着した。10年には15勝8敗、防御率2.21、奪三振174を挙げ、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠。沢村賞も受賞し、球界を代表する投手の1人に成長した。12年4月6日の対横浜DeNA戦で史上74人目のノーヒットノーランを達成。10~15年に6年連続で2桁勝利を挙げ、15年は15勝8敗で2度目の最多勝、沢村賞を獲得した。日本代表としても13年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、ベストナインに選出されている。16年1月にポスティングシステムを利用してメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースに移籍した。同月時点での通算成績は218試合に登板し、97勝67敗、防御率2.39。