タナカ・ユウスケ。体操選手。
1989年11月29日、和歌山県生まれ。7歳から体操を始め、県立和歌山北高校2年時に体操史上最年少の16歳でナショナル強化指定選手に選ばれる。2007年、ワールドカップシリーズのコトブス国際で鉄棒2位となり、同年の全日本ジュニアで優勝。08年全日本選手権個人総合5位、09年全日本学生選手権個人総合2位。11年全日本学生選手権では、団体、個人総合で優勝を果たす。兄の田中和仁、姉の田中理恵も体操選手として活躍。12年のロンドン・オリンピックでは、兄、姉とともに日本体操史上初の3きょうだいでの出場を果たし、体操男子団体銀メダル獲得に貢献する。14年、中国の南寧で開かれた世界選手権では団体銀メダル、個人総合銅メダルを獲得。16年8月8日、リオデジャネイロ・オリンピックの体操男子団体決勝では、つり輪、鉄棒、平行棒の3種目に出場。安定した演技を見せて、3大会12年ぶりの金メダル獲得に大きく貢献した。