カネトウ・リエ。競泳選手。
1988年9月8日、広島県生まれ。2006年、インターハイの女子200メートル平泳ぎで優勝。08年、東海大学在学中に出場した北京オリンピックでは、女子200メートル平泳ぎで7位に入賞する。09年には、日本選手権の同種目で優勝し、世界選手権では5位入賞。さらに、日本学生選手権では2分20秒72の日本新記録で優勝する。12年のロンドン・オリンピックは、腰痛の影響もあって成績が振るわず代表入りを逃す。14年からは、岐阜県瑞穂市の「ぎふ瑞穂スポーツガーデン」の職員として、小中高生の指導をしながら競技を続ける。16年4月の日本選手権では、200メートル平泳ぎで2分19秒65の日本新記録を出し優勝。2大会ぶりのオリンピック代表となる。16年8月11日、リオデジャネイロ・オリンピックの競泳女子200メートル平泳ぎ決勝で、2分20秒30で金メダルに輝いた。同種目での日本人の金メダルは、1992年のバルセロナ・オリンピックでの岩崎恭子以来24年ぶりとなる。