ナカマ・ユキエ。女優。
1979年10月30日、沖縄県生まれ。94年に沖縄テレビ放送のドラマ「青い夏」に出演。その後、上京して芸能事務所のプロダクション尾木(東京都新宿区)に入り、女優、歌手として活動する。2000年、テレビ朝日系のドラマ「トリック」で主人公の山田奈緒子役を演じ、人気を博した。同作はその後、続編や映画も制作され、仲間の代表作の一つとなった。また、02年に主演を務めた日本テレビ系ドラマ「ごくせん」もヒット作となり、シリーズ化された。05年12月、「NHK紅白歌合戦」で初の司会を務める。翌06年には、NHK大河ドラマ「功名が辻」で主演。14年にはNHK連続テレビ小説「花子とアン」に主人公の親友、蓮子役で出演。ほか、ドラマや映画、舞台、CMなどでも出演多数。14年10月には、林芙美子の自伝的小説を原作とする舞台「放浪記」で主演を務めることが発表された。同作は、12年11月に死去した女優の森光子が2017回主演した舞台で、09年以後、上演が途絶えていたが、仲間の主演で復活することが話題を呼んだ。プライベートでは、14年9月に俳優の田中哲司と結婚した。