一つの石を投げて1度に2羽の鳥をしとめるという意味から、一つの行為によって二つの利益を得ること。英語では“To kill two birds with one stone.”
〔例〕ラッキーであり、すばらしいできでもあったというときなどに、「会社の利益にもなったし、われわれのボーナスも増えた。まさに一石二鳥の企画だった」といったり、また、「タバコをやめれば健康にはいいし、小遣いにも不自由はしないし、まさに一石二鳥なのだが、なかなかそうはできないね」などのように使う。
〔類〕一挙両得(いっきょりょうとく)/一挙両全(いっきょりょうぜん)
――「両全」は、二つのことをまっとうしているという意味。