かたくなで他の意見も聞き入れず、ものの道理もわからず、かちかち頭で視野が狭く、正しい判断が下せないさま。「頑迷」も「固陋」も、頑固で道理に通じていないという意味で、同じような言葉を重ねて強調したもの。
〔例〕「若者は柔軟だといわれているが、意外と今の若者は頑迷固陋だね」とか、「いつまでも年寄りが重役会を牛耳っているようでは、わが社も先が知れているね。時代の流れを、まったく見ようとしないのだから、頑迷固陋もいいところだよ。この際、思い切って若手を登用することも必要だ」などと使ったりする。
〔類〕狷介固陋(けんかいころう)