古いことにこだわり、妥協することなく片意地で頑固であることと。「狷介」は、自己の意志をかたく守って妥協しないこ。「固陋」は、頑固で見識の狭いことをいう。
〔例〕「有能な人材にはとかく狷介固陋なタイプが多いが、これを有効に活用できてこそ有能な上司、経営者といえるでしょう」とか、「あなた、おじいさんの狷介固陋さには、もううんざりです。男はこれでなくちゃいかんといって、いまだに六尺ふんどしを締めているんですもの。物干しに干すわたしの身にもなってちょうだい。ご近所に恥ずかしくって」などと使う。
〔類〕頑迷固陋(がんめいころう)