はかりごとや戦略・作戦を、事態の状況に合わせて臨機応変に使いこなすこと。「縦横」は、縦と横のこと、転じて、自由自在の意味。
〔例〕「難関を乗り切り、販売実績を伸ばしたのは、ひとえに大沢くんの機略縦横な働きがあったからです」とか、「保険会社の佐藤さんの機略縦横の活躍で、交通事故の賠償がかたづき、ほんとうに助かりました」などと使ったりする。
〔類〕機知縦横(きちじゅうおう)
――「機知」は、臨機応変の才知という意味。