相手をおとしいれるために、自分の身を苦痛にさらすようなことまでするはかりごと。敵の攻撃をかわしたり敵をあざむいたりするために、自分をなげうって考え出した手立てなどをいう。
〔例〕「やせるためにスポーツをやっても全然効果がないんだよ。そこで、苦肉之策として今日から昼食は抜くことにした」などのように使う。
〔類〕苦肉之謀(くにくのはかりごと)/苦肉之計(くにくのけい)/窮余一策(きゅうよのいっさく)