おごりたかぶっていて態度が横柄で、人に頭を下げることを知らず思い上がっているさま。「傲岸」は、おごりたかぶって人に接すること。「不遜」は、思い上がっていて人を見下すさま。
〔例〕「彼の才能は認めるが、傲岸不遜な態度は許せない」といったり、また、横柄な態度を評して、「今年入団した広田は、新人王候補になっているそうだが、チームの中で、彼の傲岸不遜な態度が問題になっているらしい」などのように使ったりする。
〔類〕傲岸無礼(ごうがんぶれい)/傲岸不屈(ごうがんふくつ)/傲慢無礼(ごうまんぶれい)/傲慢不遜(ごうまんふそん)/眼中無人(がんちゅうむじん)
――「不屈」は、自分をかえりみず曲げないこと。