竹はひと節目に割れ目を入れると次から次へと割れていくという意味から、竹が割れるように猛烈な勢いで物事が進んでいくさまをたとえていう。
『北史(ほくし)―周高祖紀』に、「厳レ軍以待、撃レ之必剋、然後乗二破竹之勢一、鼓行而東、足三以窮二其窟穴一」とある。
〔例〕「破竹之勢で10連勝した大関が、いよいよ横綱に挑戦する」などのように使う。
〔類〕一気呵成(いっきかせい)/旭日昇天(きょくじつしょうてん)