内股にはった膏薬は、右足についたり左足についたりすることから、しっかりした自分の考えをもたず、態度がころころと変わる節操のないさまをいう。「ふたまたこうやく」とも読む。
〔例〕「原発反対を地元では唱えていたのに、ひとたび中央に出ると、設置もやむなしといっているという。二股膏薬もいいところだ」というように使う。
〔類〕内股膏薬(うちまたごうやく)/股座膏薬(またぐらごうやく)