企業の社会的責任と訳される。日々の経営活動の中に社会的公正や環境への配慮を組み込み、株主や取引先のみならず、従業員、消費者、地域社会など多様なステークホルダー（利害関係者）に対して責任ある行動をとっていくという考え方。カネボウやライブドア、村上ファンド等の事件が話題になったことから　コンプライアンス（法令順守）も声高に叫ばれており、それらをふまえた企業経営のあり方が注目されている。さらに、CSRの視点から企業を評価し、投資意思決定を行う社会的責任投資（SRI）や、社外から原材料など調達する場合にCSRや環境負荷を考慮した調達(CSR調達)を実施する企業もある。