有価証券報告書、有価証券届出書等の開示書類について、紙媒体で提出するのではなく、その提出から公衆縦覧等に至るまでの一連の手続きを電子化すること。日本では、2004年6月から、有価証券報告書などの関連書類の提出が全面電子化され、企業財務情報のディスクロージャー(開示)の主体が全面的にEDINET(Electronic Disclosure for Investor's NETwork エディネット)に移行した。また金融庁は08年よりEDINETにXBRLを採用している。XBRL(eXtensible Business Reporting Language)は、各種財務報告用の情報を作成・流通・利用できるように標準化されたXMLベースのコンピューター言語である。これが採用されることで、EDINETから開示データを分析システムに直接取り込むことが可能となり、投資判断等の分析を効率的に行うことができるようになると期待される。