財務省が行う日本国債の保有促進を目的とする海外投資家向けの説明会。財務省では海外IR(overseas investor relations)と呼ぶ。2005年1月以降、北米、アジア・太洋州、中東、ヨーロッパ、ロシア・北欧等の地域で実施中。セミナー形式の説明会や個別投資家訪問により、直接対話する形式での説明。またその一環として、来省した海外投資家との面談や国内で開催されるセミナーへも参加。日本経済、財政構造改革、国債管理政策、今後の見通し等を説明。最近の日本国債の保有状況は、国内公的部門や市中金融機関が中心だが、運用主体をもっと多様化させることが、国債市場の安定化に資するとの考えに基づく。海外投資家の国債保有額は国債IR実施以前と比較して、着実に増加。