Tokyo InterBank Offered Rateの略称でタイボーと呼ばれ、東京銀行間取引金利などと表される。短期金融市場での取引の実勢を反映した金利で、金融機関が事業会社への貸し出しを行う際などの指標としても広く利用され、日本の短期金融市場の活性化に貢献。日本円TIBOR(無担保コール市場、365日ベース)とユーロ円TIBOR(本邦オフショア市場、360日ベース)の2種類。全国銀行協会(全銀協)が公表するTIBORの概要は、午前11時時点における市場実勢を反映した13種類のレート(1週間物および1~12カ月物)を毎営業日公表。 TIBORの算出方法としては、全銀協が指定した金融機関(リファレンス・バンク)からレートの報告を受け、上位・下位各2金融機関のレートを除外し、残りのレートを単純平均して算出。指定金融機関数は現在18行。