雇用統計とは、国内の失業率や労働者数についての雇用関係の統計。一般的には、毎月第1金曜日(夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半)に発表されるアメリカの雇用統計のことを指す。アメリカの雇用統計では非農業部門就業者数(Non-farm Payroll)と失業率(Unemployment Rate)が重視され、景気の状況を示し、経済政策変更のきっかけとなることも多い。
非農業部門雇用者数とは、雇用統計の中で、失業率と並んで最も注目される指標の一つ。事業所調査によって、非農業部門に属する事業所の給与支払帳簿を基に集計された就業者数。失業率とは、雇用統計の中で、非農業部門雇用者数と並んで最も注目される指標の一つ。失業率は「失業者÷労働力人口×100」で計算。