全国銀行協会のデータ通信システム、全銀システムにより、2018年10月から異なる銀行間の振り込みでも24時間・365日、すぐに相手の口座に入金されるようになること。三菱UFJ銀行や三井住友銀行、地方銀行など加盟行の8割にあたる112の銀行がサービスに対応。インターネット通販の普及などに伴い、迅速な決済の需要が高まっていることに対応する狙い。みずほ銀行は次期勘定系システムに移行する時期と重なるため、開始当初には間に合わない。新システムに加わる銀行の中には24時間対応に慎重な地銀が一部ある。ただこの場合も、平日午後3時までの振り込みを最低でも午後6時まで延ばす。全銀システムの現在の稼働時間は平日午前8時半から午後3時半までで、これが窓口での「他行への振り込みは平日午後3時まで」という制約の理由だった。