CATV(ケーブルテレビ)ネットワークの構成方法のひとつ。基幹部分は光ファイバーを用い、光電気変換装置経由で各家庭の引き込み部分には同軸ケーブルを配線すること。FTTN(fiber to the node)ともよばれる。CATVネットワークをHFC構成にすることのメリットは、(1)家庭からヘッドエンド(CATV局側に設置するケーブルモデムの終端装置)に向かう信号におけるノイズの影響を最小限度にする点、(2)同軸ケーブルのみの場合よりも帯域が広がることによって、伝送可能なチャンネル数が増加できるという点である。ただし、伝送可能なチャンネル数を増加させるためには各家庭に置かれているCATVコンバーターの交換やヘッドエンドに増加したチャンネル数分の送信設備の増設が必要になる。