オフィスワーカーの生産性や効率性を高めることを目的として、さまざまなコミュニケーション手段を統合する(unified)こと。IP電話の普及など、さまざまな技術の発展と合わせて普及し始めている。電子メールやIM(インスタントメッセンジャー インターネット上でリアルタイムにメッセージなどのやりとりが可能となるソフトウエア)、IP電話、テレビ会議、ウェブ会議などのツールを利用して、音声やテキスト、ファイルなどのやり取りを、場所や時間の制約を意識せず、円滑に行うことをめざしている。実際の利用シーンとしては、相手の状態(在席中、離席中、会議中など)の把握、音声だけでなく、ファイルなどの資料も統合したウェブ会議の実施、メールや電話よりも気軽に、かつ簡単に情報のやり取りができるインスタントメッセージングサービスの利用などがある。なお、カタカナのユニファイドコミュニケーションはNECの登録商標である。