アメリカのアマゾン・ドット・コムが2007年11月に発売した、通信機能付きの電子書籍端末。アマゾンがMVNO(仮想移動体通信事業者)としてアメリカのSprint Nextel社の移動通信ネットワークを利用し、Kindleに組み込まれた通信モジュール(CDMAチップ)により、ネットワーク経由で書籍などを直接端末にダウンロードできる。Kindleを購入した利用者は、アマゾンのオンラインストアから書籍や新聞、雑誌などのコンテンツを購入することができる。通信ネットワークの利用契約は不要。ダウンロードにかかわる通信料はコンテンツ代金に含まれており、購読しているコンテンツのダウンロードは自動で行われる。利用できるコンテンツは16万点以上で、多くの書籍が1冊9.99ドルから入手できるという価格の安さも、Kindleの人気を支える要因の一つとなっている。