NTTドコモが2010年9月1日に自社のスマートフォン向けに提供を開始したモバイルサービス。spモードに加入することで、今までスマートフォンでの利用が制限されていたiモードメールやコンテンツ購入の決済サービスなどの利用が可能になった。11年1月時点では、主にスマートフォンからiモードメールを送受信できるサービスとなっている。同サービスが開始されるまでは、スマートフォン経由でのデコメールなどの送受信ができないなど、iモードメール機能が限定されていた。spモードの開始により、iモード対応の携帯電話で利用可能であったiモードメール機能がスマートフォン経由で利用可能となった。通常のiモードメールと異なり、メール1通当たりの容量は10MB(メガバイト、通常は2MB)まで可能となり、また、同報送信件数は100件(通常は最大12件)まで可能になった。決済サービスも一部開始されており、コンテンツ利用料金も携帯電話料金と併せて支払うことができる。なお、spモードに対応したOSは、Android(アンドロイド)、Windows Mobile 6.5、BlackBerryである。ただし、BlackBerryに関しては、アプリケーション購入などのコンテンツ決済には対応していない。