マイクロソフトのスマートフォン向けモバイルOS。2010年2月に発表され、同年10月に搭載スマートフォンの販売が開始された。ビジネス向けの印象が濃かった前身のWindows Mobile 6から、よりコンシューマー(一般消費者)向けを意識したOSとなった。ユーザーインターフェース(UI)デザインは、マイクロソフトが提供している音楽機器Zuneで採用しているUIのMetro UIが採用され、より直観的な操作を目指したものとなっている。UI以外にも同OSでは情報のハブとしての機能を前面に出しており、Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)などのソーシャルメディアとの連動、さらには、マイクロソフトが提供しているゲーム機Xbox 360のオンラインゲームサービスXbox Liveとの連動も可能である。なお、同OSのリリースと同時に、マイクロソフトのモバイルアプリケーション・ストアWindows Phone Marketplaceもリリースされ、同OS向けのアプリケーションがダウンロード可能となっている。