NTTドコモが開発した、アンドロイドOS対応スマートフォン向けの独自ユーザーインターフェース。2011年5月に発表されたパレットUIは、操作性が大きく異なるスマートフォンへ移行を円滑にすることを目指し、フィーチャーフォン(スマートフォンに対する従来型の携帯電話)のインターフェースをベースにデザインされている。まず、ホーム画面の特徴として、ループ構造が採用されている。また、パレットUIには、「発着信履歴ウィジェット」、「ドコモマーケットウィジェット」、「ウェブページウィジェット」など、NTTドコモの独自ウィジェットが利用可能となっている。ダウンロードしたアプリケーションを管理する画面は、「最近使ったアプリ」、「ダウンロードアプリ」、「ドコモサービス」、「基本機能」、「エンターテインメント」、「便利ツール」、「ショッピング」、「設定」の8グループに分類されている。なお、パレットUIは、11年夏以降に販売されるスマートフォンに搭載されている。