2003年5月にアメリカでサービスが開始されたLinkedInが提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。ビジネス向けのSNSとして知られている。利用者(主にビジネスパーソン)の詳細な学歴や職歴を登録するようになっている点や、SNS内のコミュニティーがビジネスに特化したテーマが多い点などが、他の一般的なSNSと異なる特徴である。利用者は登録した情報や関心のあるコミュニティーへの参加を通して仕事上の人脈を構築したり、求人情報の検索を行うことができる。また、企業としては自社のページをLinkedIn内に作成し、自社や自社製品のアピールを行うことができる。同社は、11年5月19日にニューヨーク証券取引所に上場。また、もともとは英語だけでの展開だったサービスも、12年1月現在では世界の14言語で展開され、日本語サイトも11年10月20日に提供が開始された。同時期に日本法人のリンクトイン・ジャパンも設立され、日本でのサービス普及などを行っている。11年11月3日時点で登録者数は1億3500万人と発表され、このうち59%の参加者がアメリカ以外の国からの登録者とされる。