中古品を中心に生活関連商品を集め、割安な価格で販売する店舗。環境保護意識や節約志向、フリーマーケットの浸透、ブランド品・古着ブームなど、消費者意識の変化を背景に一つの購入手段として定着し、家庭の不用品処分の場としても期待されている。1970年代ごろに登場し、90年代に急速に広がり、昨今は明るく整然とした高級感あふれる店も増えている。大規模店、チェーン店、ショッピングセンターなどのインショップなど、出店ケースも多様で、異業種からの参入も相次いでいる。家庭の不用品、家具、家電、衣料など雑多な品物を扱う総合リサイクルショップと、古本、ゲームソフト、衣料品、ブランド品などに特化した専門リサイクルショップがあり、品揃えはどちらも中古品が中心だが、未使用品(新古品ともいう)や規格外商品、メーカー在庫品、海外ブランドの輸入品を販売している店もある。販売方法は、不用品提供者からの買い取り販売と委託販売。最近は独自の品質保証を付けるなど品質重視、サービス向上を図る店も増えている。